迷宮都市のアンティークショップ 1-3巻
迷宮都市のアンティークショップ 文庫 1-3巻セット (ファミ通文庫)
- 作者: 大場鳩太郎
- 出版社/メーカー: KADOKAWA/エンターブレイン
- 発売日: 2015/11/30
- メディア: 文庫
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……う~ん、残念。
「小説家になろう」サイトにて掲載されている、迷宮が存在する都市に店を構え、迷宮に存在するアイテムを鑑定する魔法道具屋の主人とそこを訪れる冒険者との交流を描いたシリーズで3巻まで発売となっており。
個人的には「ウィザードリィ」以来、ゲームでのアイテム鑑定要素は好み(鑑定でレアアイテムと判明したときの喜びはかなりのものが)ですので、そこにその世界観でのウンチクをアイテム紹介という形で披露しているこの作品はなかなか楽しく読んでいたのですが。
文庫版は3巻まででそれ以降は発刊しない、つまり打ち切りとのことで……セールスが振るわなかったということでしょうが、物語はまだまだ序章、これからダンジョン攻略が本格的に描かれるであろうタイミングなだけにねえ。
まあキャラたちが大体出揃って、過去に起きたダンジョンでの大事件に主要キャラたちが関わって3巻で決着、ではあったので一区切りではありますが、イラストの絵柄も可愛らしくてもっと文庫で読みたかったですね。
ライトノベエル業界もなかなかシビアになっていく一方だとは認識していましたが、このレベルでも5巻に届かないのか、と残念になってしまう感想となりました。他の出版社で引き取るとかないのかな……