魔法科高校の劣等生 22巻
魔法科高校の劣等生(22) 動乱の序章編〈下〉 (電撃文庫)
- 作者: 佐島勤,石田可奈
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2017/06/09
- メディア: 文庫
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「小説家になろう」サイトで人気を博し、電撃文庫にて書籍化された佐島勤さんの人気シリーズ、その22巻。
前巻の会議での軋轢を経て他の魔法師族との動きを描きつつ、そこにリンクする形で高校の中、また卒業生達とのアレコレなどが語られておりました。
前巻までの拙レビューはこちら↓
まあ最後に見せ場が来たとはいえ、全体的に動きが少ない巻との印象を受けましたね、今後への布石を打っていることは重々承知しておりますが、地味な展開に終始したかなあ、と。
20巻以上も巻を重ねていればそういう展開もある、と言ってしまえばそれまでですけどもね。
予告を見るに次の巻も重い展開になりそうですが、収束に向けて動いている以上はやむを得ないでしょうか。主人公の技術者としての別名義が表に出てくるのは随分と久しぶりで、そちらの面では楽しみに思えてはいたりしますけどもね。