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ノベルレビューオンリー

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ロード・エルメロイ二世の事件簿1

 

ロード・エルメロイII世の事件簿1 case.剥離城アドラ【書籍】

ロード・エルメロイII世の事件簿1 case.剥離城アドラ【書籍】

 

Fate/Zero」に登場したキャラクターを主人公にしたスピンオフ作品のシリーズ第一作。

 タイトルにもなっているロード・エルメロイ二世、Zeroではウェイバー・ベルベットとして聖杯戦争に参加した若き魔術師が成長し、彼の師匠の名を(望んだのではないにせよ)受け継ぎ、時計塔という場で確固たる地位を築きながらもトラブルには巻き込まれ続けていく……と、いうのが概略となりまして。

 彼の弟子であるグレイという少女(彼女にも大きな秘密あり)を語り手として、今巻では魔術刻印に関する卓越した技術を持っていた魔術師の遺産に関する謎に迫ることになります。

 

 元々「レンタルマギカ」シリーズを愛読していた身ですので三田誠さんの筆力には信頼をおいていましたが、やはりスラスラと入って来ながらも読み応えもバッチリな文章に頷くことしきりでした、本当にあっという間にこのボリュームを読ませてくれましたからね。

 特筆すべきはFateシリーズを彩る魔術師の少女、ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルトの、シリアスな側面にスポットが当てられたことですね、なかなかの活躍っぷりを魅せてくれますし、新たな魅力を引き出せていたように感じました。

 謎解きに関しては深く考察出来るような知識もないですが、まあ魔術に関わることなのでそもそも予想すら立てられなかったです、はい。

 

 不満があるとしたら、登場人物的にもう少し広がりがあると思ったら本当にただ巻き込まれただけに終わって「あれっ?」と思ったキャラがいたことぐらいですかね……あとは「愛しい、愛しい」義妹ももっと出張って欲しかったですが、まあそれは次巻以降の楽しみとなりますか。

 

 実はスマートフォンゲーム「Fate/Grand Order」で孔明というキャラをようやく引き当てた記念に購入したのですが、予想通りに楽しませてくれましたので、いずれ次巻以降も読みたいと思っています。TYPE-MOONワールドからのゲストキャラも三田誠さんどのように動かしてくるのか注目したいですしね。