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ノベルレビューオンリー

ライトノベルレビューメインのブログ

狼と香辛料 1巻

 

 2度のアニメ化もされた、支倉凍砂さんの人気シリーズ。

 2011年にシリーズは完結されたと思っておりましたが、この度、5年ぶりにシリーズ再開となっております。

 

 主人公が行商人で一年の大半を旅に出ている中、とある村で自分の馬車に潜り込んできた少女が、実は人間に化けていた狼で、長きに渡って小さい村で崇められていた存在であったのだが、故郷に帰るという目的を知り旅の同行を許すことになった、という展開になりまして。

 

 いや、やはりホロというヒロインの狼少女のキャラがしっかりと立っていて、なるほど早々にアニメになるのも納得でしたね。したたかで、でも長年孤独だったことでちょっとした優しい振る舞いに心動かされて、しかしやはり狼でいざというときは強大な力を発揮して、と、美味しい設定盛りだくさんでしたね。

 またライトノベルというジャンルでは珍しく、経済に関するウンチクも様々に語られ、主人公が商人ですのでその知識を元に相対する組織や個人との駆け引きもなかなかでした。貨幣に関するやりとりはなかなかに興味深かったですね。

 

 支倉凍砂さんの筆力も確かで文倉十さんのイラストも魅力的、と1巻の時点ではそれは話題になるだろうと納得の出来でした。2巻以降も読んでみたいと思わせてくれましたね。