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魔法科高校の劣等生 20巻

 

 「小説家になろう」サイトで人気を博し、電撃文庫にて書籍化された佐島勤さんの人気シリーズ、本編20巻。

 沖縄に公的行事で訪れることになった主人公兄妹に、春休みや卒業旅行で訪れることになった学園の同級生・上級生たち、彼らがやはり騒動に巻き込まれていきお兄様が鮮やかに解決していくさまを描いておりまして。

 

 前作までの拙レビューはこちら↓

dragonmuga0093.hatenablog.com

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 しばらく出てこなかったキャラたちが活躍していたのは読めて良かったと思います、まあほとんど忘れかけていたキャラもいましたが、「沢木って誰だったっけ」状態でしたので。

 今後激しくなるであろう展開の前の息抜き回としては、今後の伏線らしきものもチラホラ出てきて(エピローグとか)、それなりに読めた感じだったでしょうか。

 

 敵側がこれでは小物過ぎるかな、とか敵勢力との一時的な共闘って、今回の展開を読む限り必要か疑わしい印象を受けたり、気になる部分もありましたがまあまあ満足は出来ましたね。

 ただずっと気になっているのですが口絵の主人公二人のイラスト、ずっと掲載され続けていますが新しいものに変えるつもりはないのでしょうか……