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ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンライン 1-4巻

 

ソードアート・オンライン」シリーズの舞台の一つとなったガンゲイルオンライン、そこでのバトルを描いたスピンオフシリーズ。

キノの旅」などで人気を博している時雨沢恵一さんが、自らのガンマニアっぷりをいかんなく発揮すべく、原作者の川原礫さんを始めとする各方面に熱意を持って働きかけ出版にこぎつけたとのことだそうで。

 本編のキャラは名前や一言二言のみの登場で、作中のメインキャラはこの作品オリジナルとなっていますね。

 

 1巻は正直、バトル描写ばかりでキャラの掘り下げがやや少なくドラマ性も薄く感じ、主人公無双っぷり以外は本家GGOに及ばずかなあ、と感じていたのですが。2巻からぶっ壊れキャラが本領発揮するようになってからはなかなか楽しくなってきました、親友キャラもイイ性格してますしねえ。

 戦闘描写はなるほど、さすがにガンマニアを認めるだけあって細かく、でもギリギリうるさくならない感じでさすがの内容でした。外野の批評っぷりもアレはアレで味がありますね。

 ただ地の文がですます調なのは、この作品に関しては違和感ありましたね……バトルバトル、またバトルなお話なのですから、普通にである調のがフィットすると思えました。

 4巻がいいところで次に続くとなっていましたので、続きが読みたいな、と思えるぐらいには楽しめてます。銃に関しては全く詳しくないのですが、SAO本編を読んだ上で更にこの作品に出会って、GGOもゲームで体験したいものだな、と思わせてくれてますし、これからも引き続き追い掛けていこうと思います。