異世界チート魔術師 1～4
「小説家になろう」にて掲載されている作品を文庫にて発刊、2016年３月現在で4巻まで発売となっているシリーズです。
カバーイラストに惹かれて書店で手にとってみてなかなか面白そうだったので購入、そのままシリーズを追っかけているわけですが。
なろうによくある異世界召還チート物、であることは今となっては理解していますが、発売当時は詳しくなかったので割と面白く読めました。
ヒロインの凛が「周りにバレバレだけど主人公にだけ好意を判ってもらえなくてもどかしくしている」という、テンプレなキャラ造型ですがなかなか可愛くも凛々しくも描かれていて、好感の持てるキャラですね、結構気に入ってます。
４巻で黒幕？も登場し、物語的にも盛り上がってくるはずですが、そっちは今ひとつな感じです。王女も影が薄かったですし、もう少しコレっていう展開がなく平坦だったかと。しかし次巻以降も発売になったら読むと思いますし、いずれアニメ化などもあるかも知れない可能性を秘めたシリーズだと感じました。
